2013年4月4日木曜日

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第178回「個性って何?」 _1

著者近影  「待ち人来る」  初詣でおみくじを引いて,こう書かれていたことが,そういえば一度も無いわ。それどころか,今年は大吉を引いたはずなのに…… 金運 無駄を省けば上昇 願望(ねがいごと) 機会を待て 学問 ふとしたことで開花,それまで我慢 待ち人 念ずれば来る なる内容でして。これ,本当に最もいい結果なの? 大吉って,一体何なんでしょうねえ……,FF14 RMT。しかし! ここまで待ち人が来なかった私に! とうとう来るのよ待ち人が! 人じゃないけど!  そう,具体的に言ってしまえば,いよいよ発売されたってこと。「」が。  いやー待ったわ。この連載でも楽しみだと言い過ぎて,自分の中でハードルを上げすぎてしまったきらいがあるわね。ホラ,ファンって基本的に自分勝手だから,好きなものに対してめちゃくちゃ期待するのよ。無責任に。で,いざ体感してみたときに自分の望む方向に仕上がっていないと,可愛さが余って憎さに転じてしまうの。  ファイアーエムブレム 覚醒に限らず,あくまで一般論として言うけれど,今って一人一人がメディアを持っている時代だから,その憎い気持ちを手軽にネット上で人の目にさらしてしまう。場合によっては,一人が複数人になり済まして,さも多くの意見がそうであるかのように装うこともできなくはないし。それで,買うかどうかを迷っている人が,その評判を見て二の足を踏んでしまう,と。  全部が全部こういう事例ではないだろうけど,実態のないネットの声って,何が正しくて何が間違っているか判断しづらいから恐ろしいのよね。……っていう私のこの意見も,ネット媒体を通して発信しているから説得力が無いっちゃあ無いんだけどね。  で,「最近は尖ったゲイムが減った」みたいな雰囲気が世の中にはあると思うんだけど,実はそれは当然のことだと思うのよ。だって,ファンに「揚げ足を取られない」ような商品作りにしなければならない時代だから。じゃないと,いろんな角度からツッコまれ,それが可視化されて不特定多数の目に触れちゃうからね。だから,好き嫌いが分かれる作品よりも,嫌いな人を少なくする作品が増えてくるのは,ある意味必然だと思うのよ,DQ10 RMT。  だから,例えばネットや雑誌なんかで「最近のゲイムはソツが無いけど飛び抜けた面白さが云々」的な意見を見ると「イヤイヤイヤ,君らがそうさせたんやないか」と思ってしまうのよね。日本の教育に対する批判みたいなもんで。「短所を削ることができても,長所を伸ばす教育ができていない
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