FPSの面白さを知らしめてくれた「RESISTANCE」シリーズ2作目の完成度やいかに? 「」の前作にあたる「」は,PLAYSTATION 3のロンチタイトルとして2006年11月11日に発売された。同日に「」「」などのメジャータイトルが店頭に並ぶ中,正直,控えめな存在であったことは否めない。 当時の日本のコンシューマゲーム市場では,FPSというジャンルそのものの認知度がさほど高くなく,とくにシリーズものでもないとなれば,なかなか手に取ってもらえないというのも致し方ない状況だった。 しかし,PCでもバリバリFPSを遊んでいるようなPS3ユーザー達は,真っ先にRESISTANCEに飛びついたのではないだろうか。実は筆者もその口だ。PS3でどれほどのFPSが遊べるのか,期待半分,恐さ半分といったところだったが,注目されていたPS3のグラフィックス性能を十分に堪能できるうえ,FPSとしてもそつのない仕上がりで,よい意味で予想を裏切られる結果となった。その完成度の高さを耳にしてからRESISTANCEを購入したという人も,少なくはないだろう。結果として,RESISTANCEはFPSファンだけでなく,多くのPS3ユーザーにプレイされることになった。 とはいうものの,同作を称賛する言葉の前には「ロンチタイトルにしては」というフレーズがやたらと目立っていた印象がある。ステージ間のストーリー解説が一枚絵にテキストを載せただけだったり,キメラ(敵対生物の総称)のバリエーションが少なかったり,やや中だるみするステージがあったりと,確かに「もう少し作り込まれていたなら……」と思えたのも事実だ。 遊ぶ側からしてみれば,FF11 RMT,本体の発売に間に合わせなければならなかったのだから仕方がないと,それを理由に細かい部分には目を瞑ることができた。だが満を持して2008年11月13日に発売されたRESISTANCE 2では,そんな温かい見方をしてくれる人も少ないだろう。はたしてINSOMNIAC GAMESは,前作ファンの期待に応えることができたのか? キメラと対峙したときの恐怖感や絶望感は前作をはるかに上回る RESISTANCE 2には,「キャンペーン」「協力プレイ」「対戦プレイ」の三つのモードが用意されている。「キャンペーン」はストーリーに沿って進んでいくモードで,オフライン専用,戦国IXA RMT。前作から2年後の世界が描かれており,戦いの舞台はヨーロッパからアメリカへと移された
関連トピック記事:
0 件のコメント:
コメントを投稿