2013年1月23日水曜日

ゲームを売るために必要なのは認知と宣伝カプコンのパブリシティ業務を牽引する萩原良輔氏に,Ustream番

。 :  具体的には,どのようなところで効果があったんですか? 萩原氏:  たとえば出版のメンバーだと,今までは本を作ることしかしていなかったのが,その意識が変わるんですよ,アラド RMT。  「カプ本」の中で,自分達が作った本を紹介する記事を担当させることで,「こういう風に宣伝したい」「こうしたら売れるんじゃないか」というように,宣伝を考えるようになるんです。  宣伝を覚えれば,自分達が作った別の本を出すときにも,どういうタイミングで出したらいいか,同じ気持ちで取り組めるようになるじゃないですか。ですから,チラシを作るといった宣伝のような仕事も徹底的にやらせています。 :  宣伝側には,どんなメリットがありましたか? 萩原氏:  「カプ本」を宣伝媒体として,どういう風に使っていくかといった部分ですね。うまく「カプ本」と連動させることで,ユーザーさんがどういった情報を求めているのか,タイトルごとの素材をリリースとして出すタイミングを研究できるようになりました。  これからは,「カプ本」のアンケートなどを見ながら,ユーザーさんの顔がもっと見えるようにしていきたいですね。 :  「カプ本」には,新しいユーザー層を獲得してコミュニティを作るだけでなく,仕事の幅を広げるというか,人材育成という意味もあったんですね。 萩原氏:  草の根的な活動ですが,そういう育成の意味も含めて,時間をかけてゆっくりとやっていこうかなと思っています。ビジネスとして「あの本はどうなっているんだ」といつかは経営に言われるので,ごまかせるのはあと1年くらいでしょうけど(笑)。 :  どのあたりで黒字化できそうだと考えていますか? 萩原氏:  2012年夏までには単行本を出せると思うので,かけたコストに対してどれだけ見返りがあるのかも見えてくるはずです。そのあたりの時期で,その部分のバランスをとりつつ,ディアブロ3 RMT,「カプ本」をもっと求めやすく,大きなものにしていくかを,具体的に考えていくことになると思います。 :  今後,「カプ本」ではどのような完成形を目指していくのでしょうか。 萩原氏:  「ハギとこ!」と合わせて,「カプ本」は2012年度に僕自身が一番力を入れなければいけない部分だと考えています。「カプ本」で商品の宣伝をしたいし,出版業界の活性化もしたいしと,まだまだやることは山積みです。  一定の成果は得られましたが,このままだと事業としては失敗するだろうという危機感も当然持っています
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